【穴と刃】
一刀「父も剣が揃って喜んでいると思います」
折られた二振りの魔剣は墓石に嵌り、薬品によりその役目を終えた。
一刀「なっ、墓が!?」
突如として響き渡る音。墓石はかすかに揺れていたが、どんどん大きくなり…
零華「お墓が!?」
そう、鉄でできた墓が…飛んだ…。
亜塔「クロヒゲかよ!」
【魔剣?】
一刀「父も剣が揃って喜んでいると思います」
穴に剣を填めると、墓が動き、中から変わった形の剣が表れた。
一刀「こっ、これは…。この色、この形…まさか『極刃丸』!?」
亜塔「…この錆びたような色は百歩譲るが…。この形、ハリセンだよな?」
一刀「いいえ!これは伝説の兜割り『極刃丸』です」
零華「…確かに…剣は折れそうね…」
【名シーン(アニメ編)】
ユマ「積み荷を渡して貰おうか」
黒服目掛けてユマが剣を振るった。
その剣速は零華と同等。ただの人間である黒服が見えるわけもない。
ゆっくりと首と体が離脱する。
黒服「たかがメインカメラがやられただけだ!」
ユマ「ガンダ○か!」
ロシアの人間のあまりにも的確なツッコミと胴を縦に斬られて、黒服は倒れた。
【名シーン(ドラマ編)】
石川は車を走らせた。ルームミラーに目をやると、鈴木が両手を広げ黒服の行く手を遮っている。
鈴木「僕は死にませ〜ん!」
鈴木の決死の行動も虚しく、彼は銃弾を浴びた。
鈴木(やっぱドラマみたくならないな…)
【たぶんBADEND】
鈴木(アイツから封筒を預かって、それ以来連絡がない…。約束を破るやつじゃないし、アイツになにかあったのか?その手掛かりはこの中身…)
封筒の中には目が赤く光る二人の人間と大量の血と肉片が写っていた。
そして、殴り書きされた手紙が…。手紙…?
鈴木(読めねぇ…)