Q3.『NOAH』って組織について教えて

理音「うーん。うーん」
依里栖「何うなってるのよ？理音」
理音「NOAH(ノア)って組織が謎過ぎるよぉ。
お母さん、天堂グループに居たんだから、何か知ってない？ 」

依里栖「サラリと核心部分に切り込んでくるのね。
それって物語の行く末に絡む話よぉ 」

理音「だってさぁ、天堂グループだってNOAHと関係あるんでしょ？
あの天堂おじいちゃんだって、
『来たるべき大災害に備えてなんちゃら』って言ってたじゃんよぉ」

依里栖「流石我が娘。鋭い指摘ね。亜門様が言ってた通り、
NOAHはいずれ起こる大災害の元凶よ。
大災害の内容は末端の私には分からないわ」

理音「日本が、
今までNOAHの支配下に置かれなかったのはどうして？」
依里栖「既に最初からNOAHの支配下よ。
NOAH日本支部が天堂グループなの。
ちゃんと、分かるようなセリフも有った筈だけど？ 」
理音「な、なんですとーっっ」
依里栖「亜門様があれだけ『これから起こる事』を予測してたのは、
NOAHの支配下だったからよ。天堂様の台詞を読み直せば分かるわ」
理音「じゃあ、NOAHロシア支部が日本に来てたのは？」
依里栖「ここからはいつもの推察になっちゃうんだけど、
NOAHは世界中に支部が有って、各支部が独自の兵士開発
してるようね。ノエルとユマは明らかに未知の兵士だもの」
依里栖「他の支部がどんな開発をしてて、どれだけの効果が有るのか
出来ればその技術も盗みたいって所かしら」
理音「つまりロシア支部が日本に潜入してたのは、
日本の兵士開発をスパイしてたって事かな…」

依里栖「そうね。私はそう思ってる。
で、たまたま天堂グループの壊滅に立ち会ってしまった…と。
日本にNOAH支部が無くなれば、他の国のNOAH支部が、
この国に現れるでしょうね。
大災害後は日本は他の国に支配されるわ」
理音「そっか。天堂おじいちゃんが居たから、日本は他の国の
NOAHに侵略されなかったんだね。ってか…
これから日本大ピンチじゃん！ 」
依里栖「ノエルとユマが言ってたでしょ？
『この国が戦場になる』って。アレって多分ホントよ。
色々な国のNOAHから兵士が送り込まれ、
日本の主権を奪い合う事になるかもしれないわね」
理音「世界各国からクレイドみたいな兵士が沢山現れて闘い合うとか…
危なすぎるじゃんよー。どどど、どうしよう」
依里栖「兵士開発出来ない国は、強力な兵士を持ってる国から、
技術を買ったりするから、日本は戦場兼、兵士のショールームになる
可能性が有るわね。
まぁ、既に強力な兵士の売り込みは始まってるみたい。
それについては、晶君の方が詳しいと思う」
理音「うわぁ。お母さんまだ何か知ってるみたい…
どうせ教えられないんでしょ？」
依里栖「そりゃそーよ。いくらネタバレ上等でも
これから先の話はネタバレ出来ないからね。
生き残った者が、謎を解き明かしていけばいいの 」

理音「分かったよぉ。生き残った私が謎を解き明かしてみるよ」

今回は長くなっちゃいましたね。
これから「世界の混乱と闘いが待ってる」ぐらいの予想がいいのかもしれません。
何が起こるのか、それはまだ秘密です。
色々想像して楽しんで下さい。

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